RCIE-ジャンクのコード屋

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(JavaScript・Python)AWSでWebサービスを作る - アクセスカウンターの作成

はじめに

この記事では、AWSの入門者に向けてWebサービスの作成方法を説明します。
今回は最も簡単なWebサービスである「アクセスカウンター」を作ります。

私のホームページへようこそ。
あなたは…………人目のお客様です。

Webサービスとは

インターネット上のサーバーで処理をすることです。
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AWS(エー・ダブリュー・エス)とは

AWSは「Amazon Web Services」という、オンライン販売のAmazonが運営しているサービスで、インターネット上にデータを保存したり、インターネット上で計算処理をしたりと、様々な機能を提供しています。
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流れ

  1. AWSのアカウントを作成する
  2. DynamoDBで、データベースを作成する
  3. Lambdaで、サーバープログラムを書く
  4. API Gatewayで、APIを公開する
  5. クライアントのページを作成する

AWSのアカウントを作成する

アカウントの作成方法は、以下のページに詳しく書いてありますので、参照してください。

https://aws.amazon.com/jp/register-flow/

DynamoDBで、データベースを作成する

DynamoDB(ダイナモ・データベース)とは

DynamoDBは、応答が早く、大規模なアクセスに耐えられるデータベースです。
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無料利用枠について

目安として、容量(25GB)・通信量(毎秒1KB×25回)が無料で使えます。
個人で使うには十分です。
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データベースのテーブル作成

新規のテーブル「test00」を作成する手順を説明します。
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データの追加

ページの来訪者を記録するために、キー「counter」と、値「0」のペアを登録します。
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Lambdaで、サーバープログラムを書く

Lambda(ラムダ)とは

Lambdaは、プログラマが自分で書いたコードを、インターネット上で実行してくれるサービスです。
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無料利用枠について

1ヶ月あたり100万回の実行、37日の計算時間が無料で使えます。
個人で使うには十分です。
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関数の作成

DynamoDBから取得した値を1増やして書き戻す、という関数の作り方を説明します
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デプロイ&テスト

関数ができたので、いよいよテストしてみます。
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アクセス権限の設定

LambdaからDynamoDBを読み書きできるように、アクセス権限を追加します。
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API Gatewayで、APIを公開する

API Gateway(エー・ピー・アイ・ゲートウェイ)とは

API Gatewayは、AWSの中で行っている計算処理やデータ保存などを、外部から操作できるように公開するサービスです。
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料金について

100万リクエスト(アクセス)につき1.29USDなので、7751リクエストまでなら0.00USD(請求無し)です。※2020/12/30時点
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APIを作成する

外部アクセスからLambdaを呼び出すAPIの作り方を説明します。
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URLにアクセスする

URLを入力して、実際にアクセスカウンターの数字が取得できるか試してみます。
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クライアントのページを作成する

最後の仕上げに、アクセスカウンターが表示されるWebページを作ります。
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おわりに

AWS登録から始めると1時間ほどかかったと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。

アクセスカウンター自体は大したコンテンツではありませんが、この技術を応用すれば、ショッピングサイトなど、様々なサービスを開発できると思います。

自分でWebサービスを開発するために、様々なページを参考にしましたが、最初から最後まで説明しているページが無かったので時間が掛かりました。次にAWSで開発する人が困らないように、ここに道を残しておきます。

「うまくいきました」・「このコードは変えたほうが良いです」など、気軽にコメントを残していただけると幸いです。